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【やってみた】マイナス思考からすぐに抜け出す9つの習慣

読書
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私はマイナス思考だから、大事な試験や仕事の前はいつもマイナスなことが頭に浮かんで夜も眠れない…

悲観的に見るから上手くいくこともいかないんだと、またマイナス思考…

負のスパイラル。

もっと前向きに考えろって言われてもムリ…

プラス思考の人にはマイナス思考の人の気持ちなんてわからない…

ただひら
ただひら

私もかなりのマイナス思考だったので、気持ちはよくわかります。

今も根本はマイナス思考です、けどある事実に気づきました。

プラス思考に見える人は最初からプラス思考なのではなくマイナスからプラスに転換するのが早い、上手いんだということ。

はじめからマイナスなことを考えていないわけではない。

じゃあ、どうやってプラスに転換しているの?

その方法が、書かれているのが今回紹介する「マイナス思考からすぐに抜け出す9つの習慣」です。

この本は単に著者の経験からの習慣ではなく、100人以上のアスリートや経営者などのインタビューを元にされています。

紹介されている有名人

イチロー(元野球選手)、高橋尚子(シドニーオリンピックマラソン金メダリスト)、松下幸之助(パナソニック創業者)、孫正義(ソフトバンク社長)、マハトマ・ガンディー(インド独立運動の精神的指導者)など

マイナス思考に襲われる逆境や苦難の場面で、どのように向き合ってきたのかの共通点を9つの習慣としてまとめられています。

つまり、この書籍を読むとマイナスな思考をプラスに変換するを習慣を習得することができます。

この習慣を習得することで、冒頭の大事な試験や仕事でいつもの実力を発揮することができます。

この記事では、「マイナス思考からすぐに抜け出す9つの習慣」の内容と習慣をやってみての変化を紹介しています。

興味を持たれたら、ぜひ書籍も読んでみてください。

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「マイナス思考からすぐに抜け出す9つの習慣」の概要

基本情報

タイトルマイナス思考からすぐに抜け出す9つの習慣
著者古川 武士
価格1,650円(税込)
出版社株式会社ディスカヴァー・トゥエンティワン
ページ数231ページ
出版年月日2012年11月15日

目次一覧

はじめに

プロローグ

  • マイナス思考から抜け出す考え方の習慣とは?
  • あなたの思考習慣を診断する
  • 本書の読み方・使い方

第1の習慣 等身大の自分を受け入れる

  1. 「差」ではなく「違い」ととらえる
  2. 多様な自分を許す
  3. 自分ルールを見直す
  4. 自分軸をはっきりさせる
  5. 成長していく自分を楽しむ

第2の習慣 相手を変えず見方を変える

  1. 「違い」に寛容になる
  2. 本当に相手の立場で想像する
  3. 許せない人を無罪にする
  4. ペイ・フォワードを実践する
  5. 最適な境界線をつくる

第3の習慣 徹底的に具体化する

  1. イヤな気持ちは紙に書き出す
  2. 「お化け屋敷の法則」を乗り越える
  3. 事実と根拠を押さえる
  4. 何でも数値化する
  5. 問題より解決策に目を向ける

第4の習慣 さまざまな視点から眺める

  1. 遠くから自分を見る
  2. 尊敬する人になりきる
  3. もっと大変な人と比較してみる
  4. 長い時間軸から俯瞰する
  5. 悲観・楽観・現実で予測する

第5の習慣 できることに集中する

  1. 結果ではなくプロセスに集中する
  2. 「できる」「できない」を分ける
  3. リカバリープランをつくる
  4. 行動のブレーキを外す
  5. ベビーステップで動いてみる

第6の習慣 運命を引き受ける

  1. 変えられないことを受け入れる
  2. 最悪の事態に向き合う
  3. 制約条件の中で生きる
  4. 不確実な未来を楽しむ
  5. 人生の試練を覚悟しておく

第7の習慣 完璧主義をやめる

  1. 例外を認める
  2. 白か黒かの思考を変える
  3. 目的志向で発想する
  4. すべてに制限を設ける
  5. 失敗恐怖症を克服する

第8の習慣 プラスの側面を見る

  1. 失敗を貴重な体験に変える
  2. プラスの意味を見つける
  3. 乗り越えられる試練と信じる
  4. 感謝できることを見つける
  5. 嵐は必ず過ぎ去ると心に刻む

第9の習慣 「今」に集中して生きる

  1. 1度に1つだけやる
  2. フロー状態になる
  3. 「期間限定」で考える
  4. 情報断食する
  5. 一日一生で生きる

おわりに

著者情報

著者の古川武士さんですが、日本で唯一習慣化をテーマにしたコンサルティング会社の代表をされています。

一人でも多くの人のウェルビーイング(=精神的にも身体的にも満たされている、充足している状態)を作ることを目的に運営されています。

そのための手段として習慣化を提唱されています。

ただひら
ただひら

メディアにも多数出演されている方なので、見たことがある人もいるかもしれませんね。

下記の古川さんのインタビュー記事は、とてもおもしろい内容だったので興味のある方は読んでみてください。

習慣化コンサルタント。関西大学卒業後、日立製作所などを経て2006年に人材育成会社を設立。人が本当に変わっていくためには良い習慣を確実に身につける「続ける習慣」が重要と考え、オリジナルの習慣化とメソッドを開発。習慣化を行い、これまで2万人以上の育成に携わってきた。特に「ストレスに強くなる9つの思考習慣」(本書の原型)は実践的なメソッドとして、個人向けの思考習慣セミナー、企業でのストレス対策研修で高い評価を受けている。また、テーマ別の習慣セミナー・講座も随時開催。主な著書に『30日で人生を変える「続ける習慣」』(現在3万部突破、韓国・台湾で翻訳)、続編『人生を絶対に後悔しない「やりたいこと」が見つかる3つの習慣』(台湾で翻訳。以上日本実業出版社刊)などがある。

アスリートや経営者、偉人のエピソードも交えながら、具体的な習慣が書かれているのでとても実践しやすい内容になっています。

【やってみた】マイナス思考からすぐに抜け出す5つの方法

私が本書を読んで特に参考になった、実践して大きな変化を感じた9つの習慣の中の具体的な5つの方法を紹介していきます。

「差」ではなく「違い」と捉える<第一の習慣 等身大の自分を受け入れる>

他人と比較する際に、「違い」を意識して注目する。そのために、いろんな視点を持つことが大切です。

マイナス思考の人は、極端に「差」を意識して一つの評価軸で優劣をつける傾向があるからです。

たとえば、

誰とでもすぐに打ち解けて仲良くなれる人を見て、自分は口下手だな、やコミュニケーション能力が低いなと思います。

これは、「誰とでもすぐに仲良くなれる」という評価軸上で、その人との「差」を見ています。

一方で、

自分は時間をかけて人と強くて深い信頼関係を築けて、長いお付き合いをすることができるなと思う。

これは、「誰とでもすぐに仲良くなれる」と「長く続く信頼関係を築ける」というそれぞれの評価軸で、その人との「違い」を見ています。

ただひら
ただひら

これは私の事例です。

「違い」を意識することで自分の優れた部分を見つけることができます。

本当に相手の立場で想像する<第二の習慣 相手を変えず見方を変える>

見方を変えるということは、相手を理解するということです。

理解するには、自分のフィルターを外して相手から自分を見ないとわからないです。

家庭や仕事の中で、意見や提案が異なったときに人はまず相手の考えを自分の考えに変えようとします。

そこに歪みができて、人間関係が悪化し悩むということは私もたくさん経験してきました。

その際よく言われることが「相手の立場で想像する」ですが、実際どうやってするのか具体的な方法が本書に書かれています。

この方法が秀逸でまさに「本当に」相手の立場で想像できます。

自分の視点を一旦、横に置いて相手から自分を見る方法が習得できます。

イヤな気持ちは紙に書き出す<第三の習慣 徹底的に具体化する>

紙に書き出すだけ、と侮るなかれ。

紙に気持ちを書き出すだけで、客観的に自分の感情を観察することができます。

頭の中でイヤな気持ちを考えていても、堂々巡りでまとまらず、いつまでもスッキリしません。

紙という頭の外にあるハードに一旦書き出すことで、イヤな気持ちと距離を取り整理することができます。

イヤなことがあったり、モヤモヤすることがあったら5分だけでもいいので紙に自分の気持ちを書き出してみます。

誰かに見せるものではないので思い浮かんだことをそのまま、汚い言葉が浮かんでもそのまま書き出します。

書き出した後に、自分の気持ちを冷静に観察すると、たいしてイヤなことではないと気づいたり、次はこういうふうに対応しようと考えることができます。

ただひら
ただひら

実際にやってみて、ものすごくコスパがいい方法だなと実感しました!

「できる」「できない」を分ける<第五の習慣 できることに集中する>

「できる」「できない」を整理するとどこに力を注ぐべきかが明確になります。

この整理をしないと、自分ではどうにもできないことに貴重な時間と思考を費やしてしまいます。

例えば、

結果がどうなるかは、自分ではコントロールできないことです。

でも、良い結果を出すための行動はコントロールできます。

結果が出る前に思い悩んでもどうにもなりません、どういう行動を取るべきかに時間と思考を使っていくべきです。

最悪の事態に向き合う<第六の習慣 運命を引き受ける>

最悪の事態を想定することで、不安に支配されないようになります。

最悪を想定することで、

  • 今取れる対策を考えられる
  • 思ったよりも最悪ではないと気付ける
  • 最悪を受け入れることで不安に支配されなくなる

不安は放っておくと、際限なく大きくなっていきます。

あなたが独立を考えているとします。

最悪の場合、

  • 事業が軌道に乗らないかもしれない
  • そしたら再就職することになるだろう
  • 今の貯金なら1年間はなんとかやれる
  • 独立した時、再就職する時にも役に立つ資格を今のうちに取っておく など。

最悪の事態を具体的に想定しておくことで、覚悟もできますし、今できることも思い浮かびます。

何より不安に支配されずに、やるべきことに集中することができます。

マイナス思考からすぐに抜け出す9つの習慣はやってみる価値あり

今回の記事では、「マイナス思考からすぐに抜け出す9つの習慣」を紹介しました。

今回いくつかの習慣をやってみて、自分の体や思考の反応がいつもと違うことを実感しました。

ただひら
ただひら

やはり、知っているとやってみるのでは大きな差がありますね。

今回の記事では紹介できなかったマイナス思考から抜け出す方法が本書には40個紹介されています。

目次一覧で興味がある内容があった方は、ぜひ読んでみてください。

間違いなくすぐにマイナス思考から抜け出せます。

他にもおすすめ書籍の紹介をしています。

こちらもぜひ読んでみてください。

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